カヤック
鬱陵島は、海岸に沿って広がる景色はまさに シーカヤックの天国とも呼ばれる。
すでに訪れたカヤックマニアに、また来たくなる聖地のような美しくエキサイティングな島として記憶に残っている。
聖人峯を中心とし、エメラルドターコイズブルーの海を切って海岸に広がる垂直の壁と原生林の緑を見ると、いつの間にか 無私の世界に陥る。
昔、「カンチ」と呼ばれたアザラシが住んでいた洞窟が相次いでいる北海岸には、海の上にコキリ・バウィ(象岩)が寂しげに見え、観音島の水路に沿って 激しい潮流に逆らってカヤックをすると、柱状節理や三天女の伝説の「サムソン岩」に出会う。
カヤックに乗って、勢い良くわき上がったようなサムソン岩の絶壁の前で眺める空は、海とサムソンアムと一になって、カヤッカーの心は幸せになります。